ウェブコンテンツ制作におけるリライトとは?|重要性と進め方のポイント

2014年12月15日

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もともと出版業界で使われていた「リライト」は、文章をよりよい内容にするために校正する作業のことを指していました(文章にはあまり手を加えない)。しかし、さまざまなウェブメディアの登場に伴い、「リライト」の意味は少しずつ変化してきています。
 
たとえば、複数のウェブサイトを運営している場合。コンテンツのネタをゼロから考え出すのは相当の手間がかかりますよね。できることなら、同じネタをうまく活用したいものです。そのようなときに行なう「同じネタを全く異なる切り口で文章化する方法」を、リライトと呼びます。つまり出版業界で言われるリライトとは、全く別物。そこで今回は、ウェブコンテンツ制作における「リライト」について解説します。

なぜリライトが必要なのか?

ウェブコンテンツ制作でリライトが求められる背景としては、以下2つの観点からコンテンツのオリジナル性が求められているということがあります。

1つ目は、世の中に発信されているコンテンツが飽和してきているという点です。企業が自社の情報を発信する場として、オリジナルのメディア(オウンドメディア)を運営するケースや、様々なメディアの情報をとりまとめたキュレーションサイトなどが増加したことで、情報を届けたい一般ユーザーが接触する記事が増え、ユーザーの目も肥えてきています。
 
例え同じような内容を書いた記事だとしても、書き手の表現や文章の構成により、コンテンツのオリジナル性を高めなければ、ユーザーに届かないという事態になりますので、リライトによってオリジナル性を高めることが重要です。

2つ目は、SEO対策という観点です。検索アルゴリズムの変化によって、他メディアの記事と重複したようなコンテンツは、検索エンジンから評価されなくなってきています。せっかくサイト内にコンテンツをつくっても、検索エンジン経由での集客がなければ、あまりページビューは望めないものです。SEOの観点から見ても、リライトを通じて“見せ方”を変えることは重要なのです。

リライトの具体的な進め方とは。

では、実際にリライトを行う際には、何を注意すればよいのでしょうか?特に意識していただきたい3つのポイントをご紹介します。

[1]文章のコンセプトを掴む。
リライト作業に入る前に、まずは元となるネタから「コンテンツのターゲットは誰か」「何を伝えたい記事なのか」を掴むようにしましょう。このプロセスを通らないと、最終的にコンテンツを読んだ後の印象(読後感)に違いが生じてしまう可能性があります。伝えたい内容が変わってしまうと、そもそもリライトではなくなってしまいますので、まずは文章のコンセプトを頭に入れるようにしましょう。

[2]コンテンツのターゲットを意識する。
リライトとは、「とにかく文章を書き換えること」ではありません。大切なのは、コンテンツのターゲットに合わせてチューニングしていくことです。読者にとって伝わりやすいか、共感しやすいか、シェアしたくなるか…という視点でリライトするようにしましょう。ターゲットを意識する=どのようなメディアに掲載される記事かを理解するということも重要です。目的を「リライトすること」にしないように。

[3]時には文章の付け足しも効果的。
元ネタを書き直すだけでは、わかりにくかったり、文章のつながりが上手くいかないことがあると思います。そのようなときは、補足するような形で文章をつけたすことが効果的です。文章のわかりやすさ・伝わりやすさが向上するうえに、文章のオリジナリティも向上するため、非常に効果的です。

以上がウェブコンテンツ制作におけるリライトの意味と意識したいポイントです。上記ポイントは当たり前のことのように思われるかもしれませんが、思った以上にスキルの必要な作業となります。自社で対応できるリソースがない場合は、クラウドソーシングを活用して専門のウェブライターに依頼するのも有効です。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

<ライター:田中 嘉人>


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