テープ起こしの依頼時に意識したい2つのポイント

2014年11月19日

テープ起こし
テープ起こし。それは、取材やインタビューの音声や会議の録音データを文字にして書き起こす作業のことです。一見カンタンそうに思われるかもしれませんが、いざやってみると聞いている音声にタイピングのスピードが追いつかなかったり、専門用語が飛び交ってどんなやり取りをしているのかわからなかったり…。60分の音声を書き起こそうとするだけなのに、2時間〜3時間とかかるケースも少なくありません。そう、テープ起こしは意外と手間なのです。

テープ起こしの必要性が生じたら。

会議や取材を音声録音した後に、テキストへ書き起こす必要が生じた場合。音声データを聞きながらタイピングを行なうのが一般的です。ただ、実は60分のデータだとしても、タイピング速度や聞き直しの問題があり、実際には数倍の時間がかかるケースが多々あります。他にもやることがあるのに、テープ起こしに数時間をかけられない……。

そのような背景から、テープ起こしは外注化する傾向にあります。テープ起こしを専門で行なう会社や、制作会社のような企業が副業として行なっているパターンなどさまざまありますが、そこに近年では、クラウドソーシングの活用という選択肢も生まれてきました。
 
クラウドソーシング活用のメリットは、大勢のフリーランスが登録しているため、迅速な依頼に対応できたり、専門分野に詳しい人に依頼できる可能性があることです。「じゃあウチもクラウドソーシングに依頼すればいいや」…と思うかもしれませんが、フリーランスのスキルや知識レベルによっては、文字起こしの仕上がりに差が出てくることもあります。

では、一定レベル以上のクオリティを実現するためにはどうすればいいのでしょうか。

テープ起こしの良し悪しは、依頼方法で決まる?

一定レベルのクオリティを実現するうえで重要になるのが、発注者側の依頼方法です。依頼の仕方次第で、フリーランスの方たちはグンと仕事がしやすくなるのです。では、発注者側は何に気をつければよいのでしょう。一つずつ解説していきます。

(1)テープ起こししてほしい箇所を指定する。
テープ起こしを依頼する際は、録音した音声データをフリーランスの方にシェアします。しかし、音声データすべてを文字に起こしてもらう必要はあるのでしょうか。開始直後は、文字起こしする必要のない雑談が録音されている可能性もあります。「0分30秒から57分20秒まで」というように、書き起こししてもらいたい箇所を指定するようにしましょう。

(2)用語集も渡す。
依頼するときは、話しているのはどんな人で、どんなテーマについて話していて、どのような単語を理解しているとテープ起こししやすいのかを明示したいですね。また、専門性の高い用語の飛び交う会議の様子などを文字に起こしてもらう場合は、用語集などを用意して事前に渡しておくとよいでしょう。仮に聞き取りにくい箇所があったとしても、言葉の意味がわかれば文脈から理解できる場合もあるからです。

「こんなに発注側が手配するなんて面倒だ」と思われるかもしれませんが、少し配慮して依頼するだけで、高品質なテープ起こしをスピーディに手にすることが可能となります。
非対面のクラウドソーシングだからこそ、発注側がパートナーとしての意識を持って依頼をすることでスムーズに仕事を進められます。ぜひ心がけてみてはいかがでしょうか。

<ライター:田中 嘉人>


日本最大級のクラウドソーシング「ランサーズ」はこちら

記事一覧へ