クラウドソーシング利用の流れ|ランサーズの仕組みから理解してみる

2017年07月18日

特集07_2 これまで自社で行なっていた業務やアウトソーシングしていた業務を、フリーランスをはじめとするワーカーに依頼できるクラウドソーシング。自社で人材を雇用する必要のないことから、固定費を変動費に変える手段としても注目されています。今回はランサーズを利用して仕事を発注する流れについて解説します。基本的にWeb上ですべてのやりとりが完結するため、ITに疎い人からすると対面での発注よりも難易度が高く感じるかもしれません。一度ランサーズの仕組みを知ってしまえば、クラウドソーシングが簡単で便利なサービスであることに気がつくでしょう。

STEP.1 利用するクラウドソーシングサービスの決定

まずはクラウドソーシングサービスに登録することからはじまります。2008年にランサーズがサービスの提供を始めてから、国内事業者の手がけるクラウドソーシングサイトが増えてきました。それぞれ仕事を請けるフリーランスの登録数や、依頼できる仕事の種類、発注者が支払う手数料などが異なります。数あるクラウドソーシングサービスの中から、ご自身(自社)にあったサイトを探してみてください。ここではランサーズのサービスを利用してみます。

STEP.2 クラウドソーシングを利用した仕事の発注

どのクラウドソーシングのサイトを利用するかが決まったら、いよいよ発注する仕事の登録です。基本的にはサイトで指示される項目・順番で入力していけば大丈夫。あらゆる仕事を依頼できる総合型のクラウドソーシングサービスであるランサーズなら、最初に依頼する業務のカテゴリーを選択します。

仕事のカテゴリーは、システム開発からWeb制作、デザイン、設計、タスク・作業などで分類されているケースがほとんど。この分類から、更に細かいジャンルに分かれていきます。システム開発であれば、ウェブシステム、モバイルシステム、業務系システム、サーバ構築など。選択肢の中から、最も近しい項目を選んでください。

カテゴリ選択画面

項目を設定したら、仕事内容の詳細と締切日・報酬を入力します。締切と報酬は、それぞれ長い・多いに越したことはありませんが、早く・安くを希望するのであれば、まずは相場観を養うといいでしょう。納期・コストは、クオリティとトレードオフの関係になることがしばしば。極端な短納期・少ない報酬で募集をかけても、納得のいく質が得られないばかりか、受注者が現れないという結果になりかねません。

  仕事詳細入力  

STEP.3 多くの提案の中から、最適なパートナーを選定

仕事の依頼を入力し終えたら、次は依頼するランサー(≒フリーランサー・フリーランス)を選定します。依頼した仕事に対して、仕事内容・納期・報酬に応じられるランサーから提案がくるのを待ちましょう。複数のランサーから提案をいただいた場合、それぞれの実績や提案内容を確認して、発注先を選定することになります。 報酬の支払いは、ランサーズのサービスを利用して受注者へ支払われます。発注側はサイトのサービス提供者に全額を支払い、手数料を引いた金額が、納品後にランサーへ支払われる仕組みです。

STEP.4 成果物を受けとり、納品の確定・フリーランサーの評価を行なう

発注を終えたら、成果物の納品を待つだけとなります。ただし、途中経過の報告を受けたり、ランサーからの質問に応じる可能性も。最終的に納品される成果物のクオリティを高めるばかりか、初回提出後の修正をなくすためにも、理解してもらえるまで回答することをお勧めします。 提出された成果物がイメージ通りであれば、依頼したプロジェクトが完了したことをサイト上で報告します。この行為によってサービス提供者であるランサーズからフリーランスへ報酬が支払われ、納品完了となるわけです。

つまり、プロジェクトが完了しない段階で支払いが進んでしまうことはなく、依頼した仕事が完了するまで、ランサーにお付き合いいただけることになります。 納品が済んだところで、ワーカーに対する評価を依頼されることがあります。これは同じサイトで発注する企業や人が、発注先としてふさわしいかを判断する有益な情報となるのです。同時にワーカー側も発注者に対する評価を行ないます。サイト内で募集されている案件に対して、フリーランスが提案をする際の参考として利用します。

クラウドソーシング:ランサーズ利用のまとめ

ここで紹介したステップは、ランサーズで発注する際の流れです。ポイントとしては、一度サイトに登録をすれば、業務が発生した段階で人的リソースを活用できること。自社の社員であれば、業務がない時期に不要な人件費を支払い続けることになります。

しかしクラウドソーシングを活用することで、必要なときに必要なだけリソースを確保できる。それも、取引を続けることで「自社のサービスや商品を深く理解した外部リソース」を得る事が可能ですし、新しい発注先を選択することで「新しいアイデアを発案してくれる外部リソース」を得ることも可能となります。

※2017年7月18日加筆・修正


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