クラウドソーシング活用のメリット 1|人件費の変動費化・人的リソースの流動化で実現する、一歩先の企業経営。

2014年10月22日

企業経営において重要な要素となる人件費について、「人件費の流動費化」という視点で考えていく連載記事です。また人件費だけではなく、経営資源としての人員=人的リソースについても流動化という観点から触れていきます。

「人」と「人に関する費用」を流動化させることは、経済の先行きが不透明な現代で勝ち抜くために、無視のできない経営手法のひとつ。流動化の手段のひとつとして、昨今盛り上がりを見せるクラウドソーシングを取り上げます。なぜ、「人」と「人に関する費用」を流動化させる必要があるのか。どのような手段で流動化させるのかを考える連載です。

「クラウドソーシングって何?」「なぜクラウドソーシングを活用すると経営資源の流動化が実現するの?」「どうやってクラウドソーシングを活用したらいいの?」という疑問にも回答しながら、経営者の皆さんはもちろん、管理部門や人事部門、発注主と成り得る皆さんに有益な情報提供を目指していきます。

増税、アベノミクスの影響を受けた経済情勢

「人」と「人に関する費用」を考える前に、現在の経済情勢について触れてみます。
2014年3月期の企業収益を振り返ると、アベノミクスによる円安の進行・輸出の拡大などの影響により、最高益を更新する企業が続出しました。
 
また、消費税増税に伴う駆け込み需要という、消費者の購買意欲の刺激も要因に挙げられます。2014年度に入ってからは、駆け込み需要の反動によるGDPのマイナスを記録(-1.7%)。そもそも年初に政府が発表した経済成長見通しは、物価の変動影響の除いた実質でプラス1.4%と、前年度のプラス2.6%と比較して大きな落ち込みが予想されるのです。

特集01

2013年の景気が大型の公共事業に依存していたことを考えると、増税による一時的な落ち込みと考えるのは短絡的と言わざるをえません。

景気の減速感が見られるなかで、企業経営において売上増と同等以上の課題に挙げられるのが、人件費などのコスト。少子化・グローバル化による「採用」「育成」などのコストも課題となる中で、従業員にかかる費用のトータルである、総額人件費という概念が重要になることは間違いありません。

景気変動・売上見込が不透明な将来、総額人件費をコントロールする施策が注目されているのです。次回以降も、総額人件費の変動費化・人的リソースの流動化という観点について考えていきます。

<ライター:城戸内 大介>

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